「はじめて犬を飼ったのでトリミングについて詳しく知りたい!」
「子犬のトリミングはいつから可能なの?」
「狂犬病などワクチン摂取が済んでいないと受け入れてもらえない?」
このようにはじめて犬を飼った方にとってはトリミングサロンに行くこと自体が不安だったり、子犬の場合はトリミングは生後いつから行っていいのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はトリミングの重要性について解説するとともに、子犬のトリミングを受けることができる時期とワクチンや狂犬病の接種の有無などの注意点についてお伝えしていきます!
子犬がトリミングを受けることができる時期は3ヶ月ごろが目安です。一般的には、ワクチンや狂犬病の接種が済んでいること。そして、ワクチン接種から1週間が経過していることが条件です。
トリミングサロンReve代表
松本 可奈江
トリマー歴17年
トリマー歴17年と長くトリミングサロン業界で活躍。そして犬の管理栄養士の資格も持ち合わせ、トリミングだけでなく犬の健康を考えたトータルケアを専門として活動。現在は東京恵比寿にトリミングサロンReve(レーヴ)をオープンして代表トリマーとして在籍。
トリミングとは
はじめてトリミングを行う方のために、トリミングについて解説していきます。
トリミングは、ハサミやバリカンなどを使って「毛をカットして整える」ことを指します。
トリミングは見た目を可愛くするという目的だけでなく、毛玉や汚れを取り除き、皮膚病や寄生虫のリスクを軽減するなどの衛生面においても重要な役割を担っています。
トリミングと同じようによく使われる言葉が「グルーミング」です。
グルーミングはブラッシングやシャンプーなどのケアを指します。耳掃除や爪切りといった、犬の体全体のお手入れもグルーミングに含まれます。
- 見た目を整える
- 毛玉や汚れの除去
- 皮膚病などのリスク軽減
- 怪我の予防
トリミングが必要な犬種
すべての犬にトリミングが必要なわけではありません。トリミングが必要なのは、プードルやヨークシャテリアなどの毛が長く毛量の多い犬種です。
具体的に解説すると、プードルやヨークシャテリアなどの犬種はシングルコートと呼ばれ一年を通してゆっくりと毛が生え変わります。そのため、夏や冬に合わせて毛が生え変わるダブルコートと呼ばれる犬種に比べシングルコートの犬種はトリミングが重要になります。
トリミングに関しては不要な犬種もいますが、グルーミングに関しては犬種問わず必要なので間違えないようにしましょう。
- トイプードル
- パピヨン
- ヨークシャテリア
- マルチーズ
- シーズー
- ミニチュアシュナウザー
- etc
- チワワ スムース
- ミニチュアダックス スムース
- パグ
- フレンチ・ブルドッグ
- etc
子犬のトリミングはいつからOK?受けられる時期について
子犬がトリミングを受けられるのは、生後何ヶ月以降というよりは狂犬病やワクチン接種が完了しているかどうかが重要です。
そのため一般的にはワクチン接種が完了する生後3ヶ月ごろからトリミングを受けることが可能になります。
そして、トリミングサロンにもよりますがワクチン接種から1週間後にトリミングを受けることができるようになります。
トリミングサロンによっては、狂犬病やワクチンの接種証明書の提示が必要な場合もあるので事前に確認しましょう。
トリミングサロンレーヴではワクチン接種は任意としています。ワクチン接種が事情によりどうしてもできないため、トリミングを断られてしまった方はお気軽にご相談ください。
子犬がトリミングを受ける際の注意点
ワクチンを接種したからと言っても、子犬はまだまだ免疫力も弱い状態です。また、慣れない環境や他の犬との接触でストレスを感じてしまうこともあります。そのため、子犬のトリミングこそ慎重にトリミングサロンを選ぶようにしましょう。
- 自宅から近いトリミングサロンを選ぶ
- 衛生管理がしっかりと行われているトリミングサロンを選ぶ
- できるだけ他の犬と接触がないトリミングサロンを選ぶ
- 長期的に今後も利用できるトリミングサロンを選ぶ
子犬の場合はトリミング自体に慣らすのが目的でもあるので、慣れる前にコロコロと色んなサロンに連れ回すのは避けたいですね。怖がりになったり挙動不審になる子の方が割と多いので、色々行ってみたいのも分かりますがなるべく1つか2つに絞るようにするのが大切な愛犬のためにはおすすめです!
はじめてトリミングサロンに行く際の確認事項
最後に、初めてトリミングに行く方のために事前準備や当日持っていくものなどをまとめておきますので参考にしてください。
- 事前に予約する
- 子犬(犬種)に対応してもらえるか確認
- ワクチン、狂犬病の接種証明書を用意しておく
- 愛犬の情報(犬種、体重、生年月日など)を伝えられるようにしておく
- 大好きなおやつを持参する
- トイレは来店前に済ませておく
事前予約制のトリミングサロンがほとんどです。そのため、事前に予約をしてからトリミングサロンに行くようにしましょう。
子犬を受け入れる条件はトリミングサロンによって異なります。また、トリミングサロンによっては子犬の受け入れを行っていない場合もあるかもしれません。
そして、犬種によって受け入れを行っていないトリミングサロンもあります。(大型犬は受け入れなしなど)
そのため、ホームページ上でしっかりと確認したり、直接トリミングサロンに問い合わせるようにしましょう。
トリミングサロンによっては、ワクチンや狂犬病の接種証明書の提示が必要な場合があるので用意しておきましょう。
初めてのトリミングサロンでは、愛犬の情報を聞かれます。犬種や生年月日、体重、既往歴などを答えられるように準備しておきましょう。
トリミングサロンによっては、トリミング中にワンちゃんを落ち着かせるためにおやつを使う場合があります。そのため、愛犬の大好きなおやつを持参するようにしましょう。
トリミングをスムーズに行うために、できる限りトリミング前にトイレを済ませておくことがおすすめです。
まとめ
今回は子犬がトリミングを受けることができる時期や注意点、トリミングサロンを利用する際の確認事項についてお伝えしました。
トリミングは子犬に限らず、見た目を可愛くするだけでなく、健康管理や衛生管理にとってとても重要です。
そのため、ワクチンの接種状況や愛犬の状態を見ながらトリミングサロンに行くことを検討してみてはいかがでしょうか。
トリミングサロンReve
トリミングサロンReve(レーヴ)は、東京恵比寿にある小型犬に特化したトータルケアサロンです。
トリミングはもちろん、シャンプやスパメニューなどワンちゃんの状態に合わせたコースをご提案させていただきます。
レーヴには「犬の管理栄養士」も在籍しているため、大切なワンちゃんの自宅でのケアや健康に関するご相談にもお応えしております。
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