「ポメラニアンはトリミング不要?」
「ポメラニアンの子犬はいつからトリミングできる?」
「トリミングの頻度や料金について知りたい!」
このようにポメラニアンを飼い始めて間もない方は、ポメラニアンのトリミングに関していろいろな疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ポメラニアンのトリミングの必要性や頻度、当サロンの料金など詳しく解説していきます!
トリミングサロンReve代表
松本 可奈江
トリマー歴17年
トリマー歴17年と長くトリミングサロン業界で活躍。そして犬の管理栄養士の資格も持ち合わせ、トリミングだけでなく犬の健康を考えたトータルケアを専門として活動。現在は東京恵比寿にトリミングサロンReve(レーヴ)をオープンして代表トリマーとして在籍。
ポメラニアンはトリミング不要?
基本的にポメラニアンはトリミングが必要ない犬種です。その理由として、ポメラニアンは毛が生え変わる犬種で一定上は伸びないからです。
ポメラニアンでも見た目を可愛くするためにトリミングを行う方も多くいますが、ポメラニアンはトリミングをすると毛質が変わってしまう可能性が高いので後々の事もよく考えてからトリミングをしましょう。
しかし、足回りや顔まわりなど衛生面を考慮して部分的にトリミングを行ったり、定期的なトリミングを行うことはポメラニアンでもおすすめです。
トリミングが不要なポメラニアンでも、グルーミングは必須です。
グルーミングはブラッシングやシャンプーなどのケアを指します。耳掃除や爪切りといった、犬の体全体のお手入れもグルーミングに含まれます。
トリミングとグルーミングの違いとは?
トリミングは、ハサミやバリカンなどを使って「毛をカットして整える」ことを指します。
トリミングは見た目を可愛くするという目的だけでなく、毛玉や汚れを取り除き、皮膚病や寄生虫のリスクを軽減するなどの衛生面においても重要な役割を担っています。
グルーミングはブラッシングやシャンプーなどのケアを指します。耳掃除や爪切りといった、犬の体全体のお手入れもグルーミングに含まれます。
トリミング | グルーミング | |
---|---|---|
主な内容 | 毛をカットして整える行為 | ブラッシングやシャンプー、爪切りなどのケア |
メリット | ・見た目が整う ・怪我や病気の予防 | ・健康状態のチェック ・怪我や病気の予防 |
頻度 | 1ヶ月に1回程度 ※犬種による | 毎日〜月に数回 ※内容により異なる |
・ブラッシング ・シャンプー ・肛門腺絞り
・爪切り ・耳掃除 ・歯磨き など
ブラッシング
ブラッシングとは、ブラシやコームなどで被毛のお手入れを行うことです。
ブラッシングを行うことで、毛のもつれや毛玉などを予防することができます。また、愛犬の健康状態のチェックやスキンシップにもなるため毎日行うことがおすすめです。
シャンプー
シャンプーを行うことで汚れや皮脂を洗い流すだけでなく、ノミやダニが原因で起こる皮膚病の予防にも効果的です。
シャンプーは月に1〜2回程度を目安に行うようにしましょう。
肛門腺絞り
肛門腺絞りとは、肛門付近にある腺(肛門腺)に溜まった分泌物を人の手で絞り出すことを言います。
肛門腺にたまっている分泌物を自力で排泄できないと、細菌の繁殖で炎症を起こし肛門嚢炎などの病気になる恐れがあります。
肛門腺絞りは犬種によって異なりますが、月に1回程度行うようにしましょう。
爪切り
爪が伸びすぎると肉球を傷つけてしまったり、爪が折れてしまう場合もあります。また、爪が伸びてから切ろうとすると神経と血管も一緒に切らなければならないケースも。そうならないためにも、月に1〜2回を目安に切るようにしましょう。
耳掃除
犬の耳は汚れが溜まりやすく、菌が繁殖しやすい部位です。そのため、定期的に耳掃除を行わないと外耳炎などを引き起こしてしまいます。
耳掃除は、犬の健康管理を行う上でも月に1〜2回を目安に行うようにしましょう。
もちろん、汚れが目立たない場合は無理に行う必要はありません。
歯磨き
歯磨きをしないと、歯石がついたり歯周病になって大変な事になるかもしれません。
とは言え、いきなり歯石になるのではなく食べカスが歯垢になり、そのままにしておくと歯石になります。
そして、人間はおよそ2週間かかって歯石になるのとは違い、犬は歯石になるまでたったの72時間しかありません。そのため最低でも3日に1回、理想的には毎日歯磨きするのがおすすめです。
トリミングのおすすめ頻度とは
ポメラニアンのトリミング頻度は月に1回ペースがおすすめです。
トリミングは見た目を可愛くするという目的だけでなく、毛玉や汚れを取り除き、皮膚病や寄生虫のリスクを軽減するなどの衛生面においても重要な役割を担っています。
また、トリミングだけでなくグルーミングも定期的に行うようにしましょう。
グルーミングはブラッシングやシャンプーなどのケアを指します。耳掃除や爪切りといった、犬の体全体のお手入れもグルーミングに含まれます。
- 見た目を整える
- 毛玉や汚れの除去
- 皮膚病などのリスク軽減
- 怪我の予防
犬のシャンプーのおすすめ頻度とは?毎日・週1回しても大丈夫?
ポメラニアンに似合う人気のカットスタイル
ポメラニアンはトリミング不要の犬種ではありますが、カットの仕方でより一層可愛さを引き立たせることができます。また、アレンジの方法も多くあるので毎回違った雰囲気のスタイルを楽しむこともできます。
- 柴犬カット
- くまさんカット
ポメラニアンのトリミングを行う際の注意点
ポメラニアンのトリミングを行う際の注意点についてお伝えします。
トリミングは見た目を整えるのはもちろん、愛犬の健康状態にも大きく影響を与えるとても重要な作業です。
しかし、時には愛犬の負担になることもあるので注意が必要です。
ポメラニアンは特有の「ポメハゲ」という症状を引き起こすことがあります。ポメハゲとは、原因不明のポメラニアン特有の脱毛・貧毛の状態のことです。
原因は分かっていませんが、極端に短いカットや皮膚への刺激は極力避けるようにしましょう。
- 担当トリマーに写真等でカットイメージを伝える
- 日頃から毛玉ができないようにブラッシングしておく
- 季節によってトリミング頻度を調整する
- 必要に応じて部分カットを行う
- 子犬の時期は短めのカットは避ける
せっかくのトリミングでイメージと違うカットスタイルになってしまうのは避けたいですよね。
そのため、担当トリマーとカットスタイルのイメージを共有できるように写真等を提示できるようにしておくのをおすすめします。
日頃から毛玉ができないようにブラッシングをしておくようにしましょう。
ほとんどのトリミングサロンで毛玉がある場合は追加料金が発生してしまうので注意しましょう。
夏場はトリミングの間隔を短くしたり、冬場は長めの間隔をとるように季節に合わせてトリミング頻度を調整するようにしましょう。
部分カットとは、顔やお尻周りなどを部分的にトリミングすることを指します。
もちろん見た目を整えるために部分カットを行う場合もありますが、それ以外にも衛生管理を目的として部分カットを行う場合もあります。
全体のトリミングまでは行う必要がなくても、必要に応じて部分的なカットを行うようにしましょう。
部分カットの必要性はこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
子犬のときは必要以上に短いカットは避けるようにしましょう。
そもそも毛は体温調節などカラダを守る機能として重要な役割を担っています。そのため、免疫力や体力が乏しい子犬の場合は一層の注意が必要です。
さらに、バリカンを使用するほどの短いカットの場合は毛質が変わってしまったり、毛が生えてこなくなってしまうリスクもあるので注意しましょう。
トリミングのオールシザーとは?メリットやバリカンとの違いをご紹介
当サロンのトリミング料金について
最後に、当サロンのポメラニアンのトリミング料金をご紹介します。
当サロンは小型犬専門のトリミングサロンのため、多くのポメラニアンを持つお客様にご利用いただいております。
東京恵比寿近郊でポメラニアンのトリミングサロンをお探しの方はぜひ当サロンにお越しください!
ポメラニアン | 11,000円〜 |
※上記の料金は最低料金であり体格が当店規定のサイズを上回ったり、毛量が多い、毛玉がある場合には追加料金がかかります。
まとめ
今回はポメラニアンのトリミングの必要性やおすすめの頻度、そして当サロンの料金などについてご紹介してきました。
ポメラニアンにとってトリミングは健康管理はもちろん、カットスタイルによって見た目の印象も大きく変化させることができるので大切な愛犬とトリミングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
トリミングサロンReve
トリミングサロンReve(レーヴ)は、東京恵比寿にある小型犬に特化したトータルケアサロンです。
トリミングはもちろん、シャンプやスパメニューなどワンちゃんの状態に合わせたコースをご提案させていただきます。
レーヴには「犬の管理栄養士」も在籍しているため、大切なワンちゃんの自宅でのケアや健康に関するご相談にもお応えしております。
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